2018年04月25日

潮干狩り

4月19日。

アルプスの仲間たちは、泡瀬干潟に潮干狩りに行ってきた。

午前中から気にしてた天気も、朝から引き続き穏やかな晴れの日でいてくれた。

この日のポイントは、参加者全員が男性メンバーだったということ。
午前の自助グループ形式ミーティングも、お昼ご飯も行き帰りの車の中も全員野郎だけ。嗚呼、男臭い!

潮干狩りはアルプスでも何度目かなんだけど、この日は初参加のメンバーがほとんどだった。

そしてスタッフさんも全員揃い、施設長の岡田さんも参加した。岡田さんはアルプスの潮干狩りには初参加だ。

岡田さんは釣りなど漁が大好きで、安座間さんは張り切ってるけど事前に知識を入れずにこの日、現地でおばちゃ、いや、お姉さんに貝採りの技を教わっていた。次回はその道具を自作しての参加をもくろんでいると思われる。

支倉さんは、知識も豊富で慣れてもいる。そしてアウトドア系では疲れ知らずで、この日の成果は支倉さんによるところが大きい。

海の向こうからやってきたスタッフJさんは、彼の地が「山」だそうで、海のことはあまり詳しくないそうだ。この日の写真はJさんがたくさん撮ってくれた。

海に着くといい感じに潮が引いている。

日陰に荷物を置いて少し休むと、そこは驚くほど涼しい。勝連半島、与勝諸島も間近に見える。いい気分だ。

なんとな〜くみんなして海に出て、見よう見まねで騒ぎながら貝を採る

最近お酒が止まって、たまにふらつきが出てしまっていたある仲間。
タイラガイという貝を採るのにハマり、最初のほうは砂を掘るのも獲物を引っこ抜くのも(タイラガイは砂にがっちり刺さってる)力が入らず苦労してたんだけど、ひとつ、またひとつと採るごとに気合いが入り、いつのまにか魚籠に入りきらないほど採っていた。

またなんとな〜く全員海から上がり、獲物を山分けする。

ちょっと味見とアカガイをこじ開ける。
中身を開きにする。
ワタや砂は海の水で洗う。
支倉さん、慣れた手つきだ。

食べてみるととんでもない美味しさ!
優しい風。潮の香り。柔らかな陽射し。全員野郎。


タイラガイは足が早く傷みやすいということで、全部海で食べてきた。

石や熊手で叩き割り、ワタを海水で洗い、割った貝がらの鋭利な部分で貝柱切り取って食べる。

命をいただいて、先ほどの仲間にさらにエネルギーがみなぎる。ほんとに顔色までよくなってきてる!

全員が男ということで、女性メンバーには聞かせられない話もする。まっ、たまにはね。笑笑




翌日アルプスの女性メンバーたちに先日の話をすると、美味しいものに目がない女性たち。いいなあと言っていた。

お土産に分けることはすっかり忘れていたけど、ここは次回参加のモチベーションにして欲しいということにしておこう。

もう日中はだいぶ暑く、アルプスセンター内でもクーラーを使っている。

夏がすぐそこまできているんだろう。その前に沖縄のもの凄い湿度の梅雨がくる。

病院では、この梅雨どきが一番入院などの変動が多いと聞いた。
季節の変わり目や梅雨どきや嵐の日は体調を崩しやすい。

そしてわれわれ依存症者、依存症じゃない人達に比べてもう少し強めに崩しがち。苦笑

乗り切れば、てぃーだカンカンの夏がくる。

がんばっていきましょう!!

< 文章&写真 利用者 依存症のハル >

潮干狩り


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Posted by アルプスセンター at 17:08│Comments(0)
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