2018年04月18日
シラフでカラオケ!
四月・卯月。
南の島の沖縄県。
いよいよ暑くなると思いきや、4月に入っても冷える日もちらほら。
そんな不安定な気温の中、4月11日にアルプスセンターの仲間たち、それはそれは多くの仲間たちでカラオケに行ってきましたー!
いや〜盛り上がった!!
仲間の違った面が見られたり、もしくは「らしさ」が増幅した姿を見ることもできたり、スタッフさんたちはみなマイクがいらないほど声がデカかったり。笑
今回カラオケになったいきさつは、仲間たちの中にやや多くいるパターンとして、飲まないと歌えない、というのがある。
仲間同士、上手にやろうとしなくていいよみたいなシラフでカラオケのブレイクスルーと、あと飲まなくたって楽しいことっていっぱいあるんだよ、という意味もある。たぶん。
たかがカラオケだけど日本で根付いてるものだし、遊ぶのが上手になるっていろいろ充実するしね。
あとまあカラオケは楽しいから行きたいという、深い意味はなかったりもする。
総勢なん人だったろう。
この日も依存症者の隠れたポテンシャルをはっきりと目撃した。
何人かなんだけど、やたら歌が上手な仲間がいる。
というか、ビビるくらい上手い。
いったいあんた何者!?
依存症者たち、もの凄い才能や能力を持ってることがよくある。
アルプスではない場所で聞いたことなんだけど、依存症者のその飛び抜けた部分に関して、やたら控えめというか謙虚というか、自信を持っていい部分に限ってあまり自信を持っていないことがあると。
とってもすごいことなのに、たまたまだよ、たいしたことないって、そんなすごい?だったりちょっと特徴的な感じである。
こういう捉え方をすることにも理由や原因があるかもしれない。
悪い意味でプライドが高かったり、おかしなところで自信過剰だったりする。そしてこれには理由や原因もある。この辺は当事者としてはだいたい分かっている。
この日のリスペクトのひとつとして、トップバッターで歌った仲間。
だいたい集まると、先どうぞ〜、みたいな感じで一番手は照れくさいものだと思うけど、部屋に案内されて、まだ全員席に着いてないのに、もう音楽が流れ出した!
素晴らしい思い切りのよさ!
ただ単に速攻歌いたかっただけかもしれないけどww
面白かったことのひとつに、スタッフの金城さん、上座にあたる席にいて、歌うとき手前のテーブルを動かし、小さなステージを作るw
次の曲でもそうやると、その次には金城さんの番になると近くにいた仲間たちが大騒ぎでテーブルをどかす!
「(マイク)スタンドが欲しいなあ」
とも、金城さん言っていた。まじめな顔で本気でおっしゃっていた(笑)
そんなこんなでこの日はいつもの時間を大幅に過ぎてカラオケは終了した。
帰る方向でアルプスの車に乗り分けて、駐車場から出るときにちょっとした事件が起こる。
カラオケ屋さんの駐車場の警備員の男性からなんだけど、どうやら停めては行けないところにアルプスの車が止まってたらしい。
ただ言い訳させてもらうと、駐車する際だいぶ考えて停めてはいた。
進入禁止や駐車禁止の看板やポールがあるんだけど、なんだかよくわからない状態で表示してあるのだ。停めるときだいぶ考慮したんだけど、方向を示す矢印が下を向いてたり、よく分からない。こちらとしてもやれることは精一杯やったんだけど.......。
警備員さんは誰の車か受付に尋ね、受付の方からはここにはいなかったとの報告を受けたとのこと。
アルプスの仲間たちには、なにか聞かれたり言われたこともなく、駐車場はガラガラでもあった。
警備員さんはだいぶお怒りのようすだけど、われわれとしてもどうにもできず、今からさて何ができるか。
スタッフの支倉さんは「どうもすみませんでした」と頭を下げた。
言いたいことや言えることはおおいにあるけれど、警備員さんの仕事を邪魔したのは確か。
この素直な謝罪には、われわれとしていろんな意味があるんですよ。笑
帰りの車中で利用者の一人が支倉さんに尋ねる。
「10年前だったら、どんな対応してました?」
今年シラフになって10年になる支倉さんに、ちょっといじわるな質問。
「いやそれは聞かないでくださいよ」苦笑
ちょっとしたトラブルも含めて、楽しい日常。
穏やかな日々って素晴らしい!!
< 文章&写真 利用者 依存症のハル >
南の島の沖縄県。
いよいよ暑くなると思いきや、4月に入っても冷える日もちらほら。
そんな不安定な気温の中、4月11日にアルプスセンターの仲間たち、それはそれは多くの仲間たちでカラオケに行ってきましたー!
いや〜盛り上がった!!
仲間の違った面が見られたり、もしくは「らしさ」が増幅した姿を見ることもできたり、スタッフさんたちはみなマイクがいらないほど声がデカかったり。笑
今回カラオケになったいきさつは、仲間たちの中にやや多くいるパターンとして、飲まないと歌えない、というのがある。
仲間同士、上手にやろうとしなくていいよみたいなシラフでカラオケのブレイクスルーと、あと飲まなくたって楽しいことっていっぱいあるんだよ、という意味もある。たぶん。
たかがカラオケだけど日本で根付いてるものだし、遊ぶのが上手になるっていろいろ充実するしね。
あとまあカラオケは楽しいから行きたいという、深い意味はなかったりもする。
総勢なん人だったろう。
この日も依存症者の隠れたポテンシャルをはっきりと目撃した。
何人かなんだけど、やたら歌が上手な仲間がいる。
というか、ビビるくらい上手い。
いったいあんた何者!?
依存症者たち、もの凄い才能や能力を持ってることがよくある。
アルプスではない場所で聞いたことなんだけど、依存症者のその飛び抜けた部分に関して、やたら控えめというか謙虚というか、自信を持っていい部分に限ってあまり自信を持っていないことがあると。
とってもすごいことなのに、たまたまだよ、たいしたことないって、そんなすごい?だったりちょっと特徴的な感じである。
こういう捉え方をすることにも理由や原因があるかもしれない。
悪い意味でプライドが高かったり、おかしなところで自信過剰だったりする。そしてこれには理由や原因もある。この辺は当事者としてはだいたい分かっている。
この日のリスペクトのひとつとして、トップバッターで歌った仲間。
だいたい集まると、先どうぞ〜、みたいな感じで一番手は照れくさいものだと思うけど、部屋に案内されて、まだ全員席に着いてないのに、もう音楽が流れ出した!
素晴らしい思い切りのよさ!
ただ単に速攻歌いたかっただけかもしれないけどww
面白かったことのひとつに、スタッフの金城さん、上座にあたる席にいて、歌うとき手前のテーブルを動かし、小さなステージを作るw
次の曲でもそうやると、その次には金城さんの番になると近くにいた仲間たちが大騒ぎでテーブルをどかす!
「(マイク)スタンドが欲しいなあ」
とも、金城さん言っていた。まじめな顔で本気でおっしゃっていた(笑)
そんなこんなでこの日はいつもの時間を大幅に過ぎてカラオケは終了した。
帰る方向でアルプスの車に乗り分けて、駐車場から出るときにちょっとした事件が起こる。
カラオケ屋さんの駐車場の警備員の男性からなんだけど、どうやら停めては行けないところにアルプスの車が止まってたらしい。
ただ言い訳させてもらうと、駐車する際だいぶ考えて停めてはいた。
進入禁止や駐車禁止の看板やポールがあるんだけど、なんだかよくわからない状態で表示してあるのだ。停めるときだいぶ考慮したんだけど、方向を示す矢印が下を向いてたり、よく分からない。こちらとしてもやれることは精一杯やったんだけど.......。
警備員さんは誰の車か受付に尋ね、受付の方からはここにはいなかったとの報告を受けたとのこと。
アルプスの仲間たちには、なにか聞かれたり言われたこともなく、駐車場はガラガラでもあった。
警備員さんはだいぶお怒りのようすだけど、われわれとしてもどうにもできず、今からさて何ができるか。
スタッフの支倉さんは「どうもすみませんでした」と頭を下げた。
言いたいことや言えることはおおいにあるけれど、警備員さんの仕事を邪魔したのは確か。
この素直な謝罪には、われわれとしていろんな意味があるんですよ。笑
帰りの車中で利用者の一人が支倉さんに尋ねる。
「10年前だったら、どんな対応してました?」
今年シラフになって10年になる支倉さんに、ちょっといじわるな質問。
「いやそれは聞かないでくださいよ」苦笑
ちょっとしたトラブルも含めて、楽しい日常。
穏やかな日々って素晴らしい!!
< 文章&写真 利用者 依存症のハル >
Posted by アルプスセンター at 16:29│Comments(0)